人と人が一緒にいられる理由

昔、仲の良かった友達と久々に会ったら、

なんか噛み合わなくなった

ってことが、あると思います。

 

あんなに語り合ったし、

あんなに長い時間を共にしたのに?

 

って思うのに、驚くくらい、噛み合わなくなる。

 

お互い変わってしまったのさ

 

と、歌を歌うのもいいのですが、

人と人は歴史では一緒にいられない

ってことを悲しいくらい表現しています。

 

で、なんでそうなってしまうのか?

 

その謎が最近、解けた?様な気がするので

書いておきます。

 

 

それは、共通言語を持てるかどうか?

 

 

だと思うのです。

 

楽しく面白く生きていたい

 

という抽象的なものから、

 

具体的にゴルフが好き

 

仕事の〇〇な部分が好き

 

この業界に興味がある   

 

あいつムカつく

 

あの子が好きだー!

 

 

でも、なんでも良いのですが、

仲が良いって、共通言語を持ってるって、

ことなんですよね。

 

 

僕がかつて脚本家を目指していたことで、

共感していた友人は、脚本家を目指さなくなって、

段々と話が噛み合わなくなってしまいました。

 

その人との共通言語がなくなったのです。

 

だから、学生時代の友人と噛み合わなくなるのは、

お互いの優先順位に変化が起きて、

共通言語を失ってしまったからだと言えます。

 

 

だから、あれだけ語ったのに何話して良いのかわからなくなるのです。

 

それは悲観することでもなく、

人間の生理としてそうなっているのだと。

 

 

長いこと仲良くいられる友人は、

どんなに趣味が違ってても、

なんらかの共通言語を持ち続けられたからなので、

それに関しては運が良かったってことになります。

 

 

だから、仮に今までの友人と根こそぎ合わなくなってきたなら、

自分の中になんらかの興味関心の変化が起きている、優先順位に変化が起きていると捉えて良いのだと思います。

 

噛み合わなくなるのは、悲しいですが、

反対に言えば、またどこかに別の噛み合う人が、

現れたとも言えるから、面白いは面白いです。

 

常に変化をする生き物だから。

それを自然と受け入れて。

また、長くいれるならそのことに、

心から感謝もして。